子連れでの再婚
アロハさん(2005年)
子連れでの米軍人との結婚についてちょっと聞いた情報がありましたので、投稿させて頂きます。
子連れでの再婚には米軍人と養子縁組する方法と養子縁組せずに連れ子として手続きする方法があるそうです。
2つの違いについてリーガルオフィスに尋ねたところ、一番の大きな違いは子供が法律的にサポートを受けられるかどうかだということでした。
例に挙げて言われたことが、万が一軍人に何かがあれば婚姻関係にある妻に対しては軍からのサポートが受けられるが、養子縁組関係にない子供には妻の子としてのサポートしか受けられないということでした。
ただ、妻(子供の母親)が健在の時はとくに表立った違いを感じることは少ないが、最悪で夫婦で何かが生じたとき、養子縁組関係にない子供は軍からのサポート(保険金などを含む)が受けられないので可能であれば、養子縁組手続きを御勧めすると言われました。
そこで、一番注意しなければいけないことがPCSを控えて移民ビザの手続きをすぐにしなければならない家族の場合です。
養子縁組した子供への移民ビザは養子縁組手続きから2年を経過しなければ行えないということです。
そのため、私が訪ねたリーガルではPCSが近い家族へは先に移民ビザの手続きをしてもらい、アメリカへ渡ってから養子縁組の手続きを勧めているということでした。
しかし、養子縁組手続きをしなくても日常生活において目立った制限はないということです。 IDも持てますし、学校へも通えます。また、メディカルも使えるということでした。
そして日本国内の養子縁組手続きですが、必要な書類として ・養子縁組具備証明書 ・養子縁組届出 ・米国籍を確認できる書類 ということでした。
ただ、日本での養子縁組手続きには本国法というのが適応されるため、米軍人のリーガルレジデンスの州法に沿った書類が必要になるそうです。
上記に書いた書類は一般的なもので州によってはその他にも必要書類が出てくることもあるそうです。
また、アメリカで(私はハワイの日本領事館に尋ねました)日本の養子縁組届出を使っての手続き(領事館で行うもの)では、裁判所からの手紙(養子縁組を許可するという内容のもの)が必要であるということでした。
また、裁判所で許可を貰う場合は子供の実父から承諾書が必須であるということです。
私は去年の夏にリーガルオフィスに聞きに行きました。また、役所によって必要書類など異なるかも知れませんので詳しいことは確認をお願いします。
取り合えず、参考までに情報を投稿しておきます。
こちらは2006年7月にアロハさんに頂いた情報です。アロハさん、ありがとうございました。
|